今回、沖縄に行くことで私は個人的に琉球王国という存在に大変興味を持ちました。
ということで、今回は琉球王国のお勉強です(笑)
そもそも、歴史的な書物では隋書に登場してますね、隋って言うと日本でいう平安時代ですか古いですが
この頃には東海にそういう国があるみたいだねぇ~程度の認識で、隋の属国でもなく、隋の統治範囲でもないみたいですな。
ちなみに、宋の時代、日本でいうと鎌倉あたりですかこの頃でも琉球王国に対する認識はあったけれど
独立した地方みたいですね。
その後、1874年にサンー・デニーが文献通考を翻訳した際に台湾と混同され始めて現在の認識に至るみたいです。その後に続くヨーロッパ人のボケぇ共がやたら歴史を知らないくせに、やれ琉球は台湾だのとか言い出すからこんな始末になったんでしょうね。
なので、この時点で中国の一部という表記は一切にないので中国の主張は
馬鹿じゃないの?気は確かか???
という結論です。ただし、琉球王国になってからは14世紀に朝貢した事実はあります。
が、朝貢したから属国とか言い出したら、もうね東アジア全体が中国だから洒落にならないけど、中国の一部の人は本気でそう認識してるらしいから始末が悪い。
じゃあ、VS台湾になるわけですが、台湾と琉球王国というか、台湾自体の歴史が浅く、また台湾国って国に認識されてるんだっけレベルで経済圏としての認識はあるけどムニャムニャと歯切れの悪い地方止まり
ということは日本の一部?で問題ないじゃん!って簡単でもないんですね。
それだけ沖縄、琉球王国は単純ではございません。
そもそもの琉球は日本書紀に登場してるみたいです。7世紀頃ですか、琉球という表記自体は中国からの読みに依存してます。
沖縄自体の歴史の人の移り住み最近の報告によると本土九州からの移民説アリ中国からの移民説アリ
元々住んでました説諸々で断定は難しそうですね。そこからシャーマニズム的なノロという巫女さんをトップにした地方政治が各地で行われてます。
その中の一つが尚氏が率いる琉球王国
この尚氏が率いる琉球王国が14世紀頃に統治します。がこれも完全統治には至ってないみたいです、詳しくは現地で勉強して下さいね~
ここまでの時系列でみると、どこにも属さない独立国なんですよね、沖縄ってそれでいいじゃんと私は思うのですが。
日本の一部というのもですね、戦国時代に島津氏からの侵攻により統治下におかれてます。
さらに言うと、琉球国は冊封という儀礼を中国に対してとってます、
冊封というのは後継ぎはこの人です~ってのを当時の中国に認めてもらう儀式のことです。
なので、琉球国ってどっちつかずな国なんですよね(笑)
島津氏が侵攻して統治下(付庸国)におかれます。その後、島津藩への貢納を義務付けってのが具合が悪い・・・
10年に一回くらいの割合で江戸上りってのをおこなってますが、当時の行列の図は中国の冊封の列にそっくりですというか踏襲したんだろうなぁ
そのかたわらで明から清へと国が変わっても変わらず冊封も継続、首里城が西を向いてる。なので中国とのお付き合い度は日本よりも古い。
というどっちつかずな姿勢が沖縄人の特徴なのかもしれんですなぁ
そこからの悲劇は皆さんも知ってますよね|ω・`)
近代史はあまり興味がないというか得意じゃないので割愛で現在に至ると。
ね、沖縄って宙ぶらりんな国なんですよ
というのが私の見解です